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保育事業

ひまわりキッズガーデン志村 第2回 卓球教室 ~ピンポンでつながる笑顔~

ひまわりキッズガーデン志村の卒園生である渡部民人選手が、再び登場!
前回の記事はこちらから

渡部民人選手
約半年ぶりの開催となった卓球教室。
今回もひまわり福祉会のロゴが入ったユニフォームで登場してくれました。
こちらは公式試合でも着用されています。

卓球教室①
前回の卓球教室をきっかけに、子どもたちは渡部選手の卓球の指導をされていた偉関絹子(いせき きぬこ)先生と一緒に週に一度、卓球を楽しみながら練習を続けてきました。
今回の教室は練習の成果を発揮する絶好のチャンスでもあり、子どもたちはこの日を心待ちにしていました。
まずは、みんなで元気にごあいさつ。
「よろしくお願いします!」と園内に響く大きな声に緊張の中にもワクワクした気持ちが感じられます。
そして何より、憧れの渡部選手に再び会えた喜びが子どもたちの全身からあふれていました。

卓球教室②
基本の動きは、渡部選手がひとりひとり丁寧に教えてくれます。
ラケットの持ち方や、ふり方のコツなど、実際に手を添えてアドバイスしてもらえる貴重な時間です。

卓球教室③
練習のあとは、ラリーにチャレンジ!
偉関絹子先生が相手をしてくれる中で、渡部選手はフォームを確認しながら子どもたちをサポートしてくれました。
周りで見ている子たちも自然とラケットを持っている手が動きます^^

卓球教室④
そしていよいよ、渡部選手との本格的なラリー!
練習の成果を見せるときがきました。
渡部選手とのラリーに、子どもたちの目はキラキラ。
玉を返せたときには、自然と笑顔があふれます。

卓球教室⑤
最後はみんなで記念撮影!
楽しく、夢いっぱいの時間となりました。

そして今回も卓球教室終了後、渡部選手がインタビューに応じてくださいました。

■渡部民人選手インタビュー

―約半年ぶりに子どもたちと卓球をされてみていかがでしたか?―
渡部選手:やっぱり成長していますね。ラリーが結構続いた子もいて上手になっていました。
「バックハンドが楽しい」など、楽しんでやってくれていることがとても嬉しかったです。

―バックハンドが好きな子は多かったですね。―
渡部選手:自分も小さい頃はバックハンドのほうが好きでした。
髙山園長:子どもたちにはバックハンドのほうが当たりやすいっていうのがあるみたいですね。
渡部選手:体の前で打てますからね。

―前回の卓球教室からのご縁で、渡部選手の先生でもある絹子先生が、11月から週に一回子どもたちに卓球を教えてにきてくれています。髙山園長から見て成長したところはありますか?―
髙山:最初は上手くいったのに急にラケットに当てられなくなったりして、気持ちが離れかけてしまう時期が実はありました。それを乗り越えたら今までできなかったことができるようになったりして、気持ちの面がすごく成長したなと感じましたね。

―渡部選手は子どもの頃に上手くいかなかったときは、どのように乗り越えていましたか?―
渡部選手:ご褒美とか、お菓子とか祖母からもらって頑張っていました(笑)。

―そういうことも大事ですよね(笑)―
渡部選手:あとはもうずっと練習をしていました。周りの選手も練習しているので、それ以上に練習しなきゃって思って今もやっています。

―練習したくないときとかはありませんでしたか?―
渡部選手:中学生の頃とかは、ちょっと(笑)。
それでも、周りの方々がいつも応援してくれたり、今日みたいに子どもたちが「やりたい」と言って楽しんでくれたりしているのを見ると力になります。

―子どもたちもこれから色々なことに挑戦して、ときには挫折することもあると思うのですが続けていくための秘訣を教えてください―
渡部選手:常に目標があることは大きかったと思います。あとは色々な方が関わってきてくれたので、恩返しみたいな気持ちもあるかもしれないです。

―色々な大会に出場されていますが、緊張の乗り越え方はありますか―
渡部選手:そもそも緊張しないタイプです。
髙山:え、すごい。

―緊張しないくらい練習を繰り返されてきているのでしょうね。卓球以外も緊張しないですか?―
渡部選手:そうですね。あまりしないです。
髙山:保育園時代も堂々としていましたよね。

―前回もそういう話がありましたね―
髙山:一番リーダーって感じでした。

インタビュー画像
―卓球を続けている中で一番大変だったことは何ですか?―
渡部選手:勝てない時期は絶対にあるので、そのときは苦しかったですね。
練習をめげずに頑張って乗り越えてきたと思います。

―勝てなくても頑張り続けるのは本当に凄いことだと思うのですが、そういったメンタルをつくるコツはありますか?
渡部選手:もうやるしかないっていう気持ちですね。練習の事のしか考えられないので、練習時間を増やしていきます。

―1日の練習時間はどのくらいですか?―
渡部選手:多いときは5~ 6時間ほどです。

―学校と両立しながらそれだけ練習をやるって本当に凄いことですよね―
髙山:子どもたちが素振りをなかなか好きになれなかったり、玉とラケットのタイミングをあわせるのが難しかったり、士気が下がってしまう姿が時々見られます。民人選手は当時どういう練習をしていたのですか?
渡部選手:偉関絹子先生がついてくれていたので、勝手にできるようになっていた気がしますね。

―その「勝手にできるように」なってきたのは何歳くらいですか?―
渡部選手:6歳くらいです。
髙山先生:新年度も4月から卓球教室をやるので、子どもたちの成長を見てもらえたら嬉しいです。

―ありがたいし嬉しいですよね、こうやって来てもらえることが―
髙山:子どもたちも民人選手と会えるのをすごい楽しみにしていたので、今の子どもたちが卒園しても、今後民人選手の試合に保護者と共に応援できるような環境を作れたらいいなと思っています!

―最後に、子どもたちに向けて、メッセージをお願いします―
渡部選手:何事においてもちょっと嫌いになるときがあると思うんですけど、そこで後悔しない判断を自分でして、自分が楽しい道を歩んでほしいなと思います。

―忙しいとは思いますが、是非また来てください!ありがとうございました。―

渡部選手、偉関絹子先生、そして株式会社タマス様、本当にありがとうございました!